I wonder

ゆっるい事務所担の覚え書き。Twitter@xiwonderx

ジャニーズWESTに対しての認識の変化

私の語彙で到底表すことができないと思うので書くか迷ったがいつもそんなこと書いてるので気にせず語りたい。
さて
iwonderx.hatenablog.com
において少しだけ触れたが私はジャニーズWESTに興味を持った。アルバム、ミニアルバムを借りて瞬く間に落ちた。
先日発売された3rdアルバム「なうぇすと」について語りたいのだがその前に自分のジャニーズWESTに対しての認識の変化などを記しておく。



実家にいた頃よく見ていた関西ローカルでやっている夕方のニュース番組「ten.」には、当時関西ジャニーズJr.であった中間くんが出演していた。Jr.のイメージが物心つきかけくらいの頃に見ていた「8時だJ」の「スーパーアイドル相葉ちゃん」や、「りぼん」読者だった頃に好きだった「Ya-ya-yah」、そして名前だけなんとなく知っていた「B.I.Shadow」しかなかった*1私は、そもそも関西ジャニーズJr.という存在すらよく知らなかった。しかし同郷という親近感から私はten.に出ている中間くんのことが少し好きだった。*2
そんな中間くんがデビューをするため「ten.」を卒業するというときはなんとなく寂しかった。
その頃は本当に漫画に夢中でそれまで好きだった、Jフレ、嵐にすら遠ざかっていた。自分が認識していないだけで若いジャニーズを知る機会はたくさんあったが、ジャニーズとして見る機会は断然増えるはずであるのに、私はなぜか、中間くんをもう見れないと思ったのだ。
それでも年越しはジャニーズのカウントダウンという毎年の恒例行事は身についていたから、中間くんがジャニーズWEST4としてデビューするということは知っていたが、前述の通り私は中間くん以外の関西ジャニーズJr.を全く知らなかったし、中間くん以外の3人は顔が見えなかった(知ろうとしていなかったり、強制的に何度も見せられたり、印象に強く残す何かがないと全く人の顔って覚えられないというかもはや見えないのだなと……まあ、伊野尾くんのときと同じ現象だ)。
その後、ジャニーズWEST4に興味をさほど持たなかった私にはさらっと(実際は全然さらっとではなかったのだが)「4」が取れて、7人でのデビューを果たしていた。ten.を卒業したのがどのタイミングだったか記憶が薄れているので順番が滅茶苦茶かもしれないが、まあデビューまでの私の印象は以上の通りだった。

両親が視聴している番組に中間くんとメンバー1人が毎週出ていることも知らなかったし、ローカル番組にレギュラーを持っていることも、ドラマに出ていることも知らなかった。

変化が起きたのはHey!Say!JUMPに落ちてからだ。手元にあったダビングからHey!Say!JUMPを探すと、音楽番組の特番が多く、必然的に自分がよく知っていたJ-FRIENDS、嵐、以降のジャニーズに興味を持つこととなった。
雑誌をいくつか買った際に(貧乏性なので)全ページ目を通すようになり、メンバーの名前を覚え、藤井流星くん、めちゃくちゃかっこいい……と思っていた。
それでもジャニーズWESTは「ええじゃないか」「ズンドコパラダイス」くらいしか知らなかった。センターが重岡くんであることも知らなかった。
しかしHey!Say!JUMPに落ちてからこれまでより真面目に見るようになったFNSやらベストアーティストやらでとてもかっこいい曲*3を歌っていて、「誰だこの人たちは」となった。ツ○ヤで借りよう、借りようと思いながら月日は過ぎ前述のブログで触れたFNSでのシャッフルメドレーでジャニーズWEST借りなければ、と行動に移すことになった。
借りたのは1stアルバム「go WEST よーいドン!」と2ndアルバム「ラッキィィィィィィィ7」だ。
借りてきてiPhoneに入れてからはなんとなく意外と色んな曲があるんだなとぼんやり聴いていたのだが、全員で歌った時の歌声として、とても贔屓目抜きに「私の好み」であることに気づいた。
2日くらいリピートし続けて、ジャニーズWESTええじゃないか…!!とじわじわと気づきはじめ、じっくり聴いたときに……ん?今のこの声は誰だろう!とすごく、胸を鷲掴みにされたフレーズと歌声があった。

すぐにファンの方が各自で聴き分けるなどして記している歌割を調べて知ることとなる。
神山くんの歌声であった。
というのは、ラッキィィィィィィィ7収録の『きみへのメロディー』の2番サビ「少し照れくさいけれど」である。このパートがなければ「ジャニーズWEST」の歌声の魅力やパフォーマンスに興味を持てなかったと思うと恐ろしい。*4

それから歌割をかたっぱしから探し全曲歌割を見ながら聴いてみると、まあ個性が強い。しかしまとまりがある。不思議な感覚だった。目立つ歌声があっても、引っ張りどころは引っ張って、かと言ってユニゾンパートなどでは目立ちすぎず、土台もしっかり整って、まるで各種取り揃えのような。ジャニーズのグループはみんなそうかもしれないが、オールマイティだなと感じたのは、私の好みだったことによるのかもしれない。(もちろん、各グループにそれぞれ良さがあることは承知の上で)
おふざけソングの印象が強かったことも歌、上手いんじゃん!と上から気味に感じた要因の1つかもしれない。まんまとやられた。
少女漫画でチャラチャラしたふざけた男がふと真面目になる瞬間を見て恋に落ちるみたいな王道の落ち方を私はしてしまったのだ。
FC開設を知りまだじゃんぷのも入ってないからどうしようかと保留しているうちに京セラドームでもクリスマスコンサートが決まり、まあ、気づいたら自転車をかっ飛ばして夜まであいてる郵便局に振り込みに行き入会、その後ギリギリに届いた払込票をまたしても自転車をかっ飛ばして夜まであいてる以下略。
当たる確証はないのに今逃したらダメだと思ってしまった。茶の間で十分だった、ずっとそうして生きてきたのに、なぜか行かなければ行けない衝動に駆られた。
当たった

というわけで、なぜか、なぜだかジャニーズWESTに落ちていてなぜだかジャニーズWESTのファンクラブに入りコンサートに行くことになった。現場は初めてだ。もう目の前だ。席は後方で見えづらい*5が、空気を楽しむもの、共有できることを楽しむものだと思うので精いっぱい楽しみたい。

*1:2017/2/18、山Pさんと亀梨くんのドラマが決まり12年前の懐かしいものを色々とツイッターで見て、GYM Kittyも知ってたわ!!!となりました。すっかり私の記憶から抜け落ちてたユニットに戸塚さんと伊野尾さんが……!!

*2:限定しているのはアイドルとしての中間くん、つまり歌って踊ってる中間くんや、同じJr.といる中間くんを当時の私はまるで知らない。アナウンサーや、コメンテーターの方と並んで若者代表的な感じで、しかしとてもしっかりとしたコメントをする中間くんしか知らなかったし、漫画やアニメに夢中だった私はアイドルとしての中間くんをどうすれば知れるのかを分かっていなかった。

*3:Can't stop

*4:桐山照史くんが歌が上手くパートを与えられているということは印象としてあったので改めて上手いなと思うことがなく支えてるのはこの声なんだなと認識する程度だった。

*5:ドームというものに無縁すぎるが故に座席の読み方すら分からなかったのでググった