I wonder

ゆっるい事務所担の覚え書き。Twitter@xiwonderx

推しが増えた、と思ってた

 昨日まで。以前どこかに書いたかもしれないけど自担という文化に馴染めない。それは私が箱推しDDでコンビ推しがちであることも要因にあるかもしれないのだが、そもそもを振り返ってみる。テレビっ子の延長で事務所の茶の間オタクを続け、得る情報はテレビからばかり。コンサートなどどうやっていくものかよくわかっていなかった。「担当」「自担」「同担拒否」そんな言葉があったのかと知ったのは携帯を持たされた小中学生の頃。友人が渋谷担だったりしたけれどさほどそういった知識は私の方へは向かって来ず、SNSだったりホームページが流行る中で「勝運魂参戦」などの見慣れない文字。

 自分がそのグループで一番好きな人を自担と呼び自分のことは○○担と名乗る。いつから出来た文化なのか、当然のように羅列された文字を見てゆっくりと把握していく。なるほど、そういう文化があるのか、と、納得が行く。しかし私には関係ない。

自分より熱心な人たちが名乗る言葉だ。幼く捻くれた当時の私の感情を、大人になっても引きずってしまっていた。

 すっかりジャニオタな日常も馴染んできた今も自担というのが苦手だ。しかし便利な言葉なのでやむなく使用することもあった。けれども、できるかぎり「推し」またそれらを嫌う人がいることを承知で「事務所担DD」などと躱してきた。

 

 アリサマコン を視聴した。

 ドラマが聴きたくて。えびのコンサートを見てみたくて。

 ありとあらゆる所作に跪かざるを得ない五関様を平伏しながら目で追って塚リカちゃんに元気をもらいフミキュンてカッコイイな、「はしちゃんかわいいなあ」(35回くらいは声に出てた)、そんなことを思い、言葉にしながら、私は戸塚担になった。

 えび落ちの経緯は以前綴ったのでまあ詳細は省くが私はどうしようもなく「ドラマ」が好きだ。その熱を確かに持ちながら「ドラマ」のパフォーマンスを観た。聴いた。

 「あ、これが私の自担なんだ」と、それまで名乗っていた「推し」はどこへやら、気づかないうちに先走った心は自らを戸塚担であると認めていた。

 堂々といってやろう私は戸塚担だ。曲に落ちて、曲で落ちた。

 自担ができた。明日から自担。私の はじめての自担 だ!