I wonder

ゆっるい事務所担の覚え書き。Twitter@xiwonderx

初めてジャニーズのコンサートに行ってきた【追記】

 1stドームコンサート「24から感謝届けます」の25日昼夜両部に参加した。
ドームのコンサートに行くというのも初めてで緊張のあまりほとんど眠れずに行ったのだがこんなに楽しい空間があるんだと知ることができた。

 あんなに熱のある空間、愛のある空間にいるのが初めてだった。
私が行った25日昼公演は追加公演であったことからかJr.が舞台中であったため7人だけでの公演となっていた。
 「追加公演なのに埋まっている」と驚きつつ嬉しそうにしている彼らの表情を見て、ノリと勢いだけであったが申し込んでよかったなと心底思った。

 セトリ順などの細かい点は他の方が書いていらっしゃると思うので自分が参加するはじめてのジャニーズのコンサートという視点から思ったことや印象的だったことを記しておく。

 まず、他のグループのコンサートに行ったことがないのでジャニーズWESTならではなのかは分からないが、本当に客席が全力で楽しんでいる熱気がすごい。自分も客席にいるのに、客席を見て感動することが何度かあった。

 いわゆる「振りコピ」がしやすい曲(ええじゃないかやズンドコなどはその筆頭であろう)が結構あることも大きいのかもしれないのだが、ドームでペンライトがステージ上の彼らが踊っている振りのように動いている光景は圧巻だった。私はマナーなどは調べていったが、あまり暗黙の了解的なことは調べずに行った。*1これは正直開演直前になって「もしすごい浮いてしまったら」「やっぱり調べていけばよかったかな」と思っていたのだが、杞憂に過ぎなかった。もう身体が勝手に動く動く。自分はこんなに全身で動くことができたのか、とすら思った。
気がついたら振りコピしていて、客席を見たらみんな同じような動きをしていたのはすごく感動した。
振りコピ好きという方も、そんなに……という方もそれぞれいるのだろうが、多分各々が好きなようにのっていて、それがすごく綺麗な景色を生んでいるというのが更に素敵な景色にさせていたように思う。自分が大好きなアイドルに愛を持って応援している人たちがこんなにいるということを全身で感じることができる場所はきっとコンサートだけだろう。更に一面ペンライトなドームの光景を見るのもはじめてだった私にはその光景だけで泣きそうになるような衝撃であった。

 また、客席の虹色ジャス民の多さにも驚いた。9割虹色ジャス民!のような感じであった。メンバーカラーのあるペンライトはいわゆる「自担」「推し」をアピールしつつ綺麗な景色を生むためにあると思ってたので「青緑寄り虹色ジャス民」な私は大抵青か緑にして、ソロ曲とかもしあれば、そのときはその色にしよう、誰かが自分の席から見やすいところに来たらその色にしようと思い、ペンライト購入後色の順番を何度もおさらいした。
 もちろん全員が全員ではなかったが(むしろそれによって、暗黙の了解とかそういう縛り・強制的なものでなく好きなように応援していると分かりとてもよかった)、近くの外周ステージに来たメンバーの色にカチカチカチカチとマメに変えていたのだ。
 その、目に見えてわかりやすく愛が伝わる応援の仕方にも驚いた。ジャス民・ジャスメンのファンになりそうであった。(【追記】これ書いていたときに読んでなかったのだが「なにわぶ誌」で流星くんがこの件に触れていた!!(^_^*) グループとして好きでいてくれているのが伝わったと!!こんなに嬉しいことはない……。伝わってよかった……その一部になれたことが嬉しい)

 2回入れるのだから初見はできるだけ情報なしにという思いからセトリなどをほぼ見ないようにしていたが、参加する前携帯をいじっていたら関西ジャニーズJr.時代の曲を歌うコーナーがあることを知った。昔からのファンに優しいなぁと思ったが、自分が関ジュ時代の情報を得ようとしていなかったことから、知らないけど楽しめるのかなと思っていた。
ジャニーズWESTに対しての認識の変化 - I wonder
にも記した通り私はten.を視聴していて、ten.に出ていた中間くんが好きだったのだが、関西ジャニーズJr.をどうすれば見れるのかをよく分かっていなかったこともありデビュー前のアイドルとしての中間くんのことをよく知らなかった。
 そして、ジャニーズWESTのファンになってからもJr.時代のことをたくさん知ろうともしなかった。私はジャニーズWESTのファンになったんだからと。*2

 Jr.時代の映像が流れてはじめても、私には思い入れはなくて、若いな、こんな感じだったんだ、ごくせんの頃とかかなあ程度しか思うことはなかった。アメフリ→レインボウを歌い始めたとき、少クラか何かでJr.の子が歌っていたのを見ていたのではじめて聴くわけではなく、なんか聴いたことあるわこれと思ったが、曲が進むにつれ、映像でJr.時代の中間くんを見たあとだったこともあってか、改めて目の前にいるのは私が誰にも言わずにひそかに応援していた中間くんなんだなあと思った。というのもJr.時代の映像などをほとんど見ていなかったことやデビュー後1年半くらいはまるで知らなかった空白の期間があることから、自分の中で当時好きだった中間くんと今自分が好きでいる中間くんが同じ人という感覚になることがこれまでなかった。ten.の頃、なんとなく親近感を持ってなんとなく応援していた人をまた別の魅力を知ってその同じ人を応援できているんだ、と思うとなんだか嬉しくてたまらず、突然、涙が止まらなくなった。
 それまでに楽しいしかなかった自分がコンサートで泣くのは全く想像していなかったため驚いた。*3
 関ジュ時代の曲を歌った後、僕たちの原点ですというようなニュアンスのことを言っていて、聴くことができてよかったなあ。コーナーに入れてくれてありがとう、と思えた。

 正直記憶力をフルに稼働させてレポをメモったりするよりもはじめてのコンサートだしその場を楽しもうと思っていたのでぼんやり見分けられる程度にしか見えない席ではあったがそれほどオペラグラスを使わず、衣装やらセトリやらを詳細に覚えている点などはほとんどないくらい「ライブ」感を楽しんだ。それでもやっぱりひたすらに楽しい空間だった。

 追加公演分からはスタッフさんの努力によりMC中に7分割で何人が全員モニターに表示されたりしていて、スタッフさんの愛も感じられ、素敵なグループだなと改めて思った……。昼公演のMCで印象に残っているのが、前日の公演後スタッフの方に「WESTのファンは優しい。7人みんなを応援しているのが伝わる」というふうに言ってもらえたという話。桐山くんは胸張って「でしょ!!」と言えた、と。そして、そんなふうに言ってもらえるファンを離したくないなとも思った、と。ファンにとっても最高の褒め言葉なんじゃないかなぁと思った。そして私も「そんなふうに言ってもらえるファン」の一部になりたいと心から思った。




【1/2追記】ファンはグループとして好きでいてくれてるのが伝わる、というようなことを連載でも新年動画でも言っていた。やっぱり、それが伝わるくらいにファンが熱心に応援しているのだろうし、やっぱりジャニーズWESTの誰々のファンである以前にジャニーズWESTのファンなんだという感じが、好きだなあと思った。

*1:最低限のマナーを守って好きなように楽しもうという気持ちからで、そもそも自分が動き回るのも全く想像がつかなかったし周りの迷惑にならないようにすればいいと思っていた

*2:これは他のグループに関してもそうしていて、まず自分がいろんなグループのJr.を何人か知っているというはここ1年ちょっとと20年近く前だけなので、その間にJr.になったデビュー組のJr.時代を知っているという状況は起こり得ず、自分からわざわざデビュー前を知ろうとはしなかった

*3:そのあと夜公演でもっと泣くことになるとは思っていなかった